Works 実績紹介

株式会社エコンテの実績を一部ご紹介します。

552もの統計データから県民性を探る!都道府県別ベスト&ワースト

統計データをもとにコンテンツを作る場合、ひとつの統計データでは集客力のあるコンテンツを作ることが難しいケースがあります。そういった場合、ひとつの統計データにこだわらず、複数の統計データを組み合わせてコンテンツを作り上げるという選択肢もあります。今回エコンテは、一般公開されている552もの都道府県別統計データをもとに、各ランキング1位と最下位の都道府県を抽出し整理することで、それぞれの県民性を垣間見ることができるコンテンツを作成しました。

閲覧したい都道府県を選択すると、各都道府県のベスト(統計ランキング1位の項目)とワースト(統計ランキング最下位の項目)が表示されます。さらに各項目の右側に、ベストの場合は同項目のワーストが、ワーストの場合は同項目のベストが表示され、各都道府県の一覧へ移動することができます。

このように、多くの統計データを都道府県別にまとめることで、統計ひとつひとつからは気付くことができなかった、各都道府県の特徴が見えてきます。

例えば山形県の場合「夫婦数」「3世代世帯」がベスト入りしていることから、祖父母と同居する子供が多い可能性を伺うことができます。そのためか「独居老人(60歳以上)」は全国でも最も少ない結果となっています。また、「共働き率」がベストに入っているにもかかわらず「小学生朝食摂取率」が全国1位となっており、3世代世帯が協力することで子育てをしている印象があります。「少年犯罪」も全国最下位の結果が出ており、これも3世代世帯の影響かもしれません。

また、「都道府県別ベスト&ワースト」を見た人が、住んでいる都道府県や出身地などの結果に共感・反応を示すことで、ソーシャルでの拡散を狙うこともできます。一般的にいわゆる地元ネタに対する反響は高く、SNSを通じて広まる傾向があります。そのため、PCでは地図上で都道府県を選択させるデザインですが、SNSでの情報拡散につながりやすいスマートフォンを考慮し、スマートフォンの場合はリストによる都道府県表示を採用しました。さらに、各都道府県の最下部にSNSのシェアボタンを設置することで、ソーシャルでの拡散を期待することができます。

このように、ひとつでは面白さに欠ける統計データも、複数あわせて見せ方を工夫することで、集客・拡散を狙えるコンテンツにすることができます。アンケートはとってみたけどコンテンツ化するまでは…と眠っているデータも、活用の可能性を秘めているかもしれません。

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