毎年末に発表される書籍のベストセラー。次に読む本の参考にするなど、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
週間、年間、月間などの書籍販売ランキングを公開している株式会社トーハンのベストセラーデータは、1990年から2015年の25年分もの量があります。エコンテはそのデータをもとに、ベストセラーを年毎に見ることができるコンテンツ作りました。もちろん、スマートフォンでの表示にも対応しています。
25年分のベストセラーを見ることができる!書籍の年別ランキング
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みなさんも馴染み深いベストセラーランキングですが、視点を変えてランキング上位を見てみると、その年の流行や社会情勢などを垣間見ることができます。その一例をご紹介しましょう。
1990年代前半
2000年の節目を目前に、世紀末を示唆する書籍が見られます。世紀の変わり目が近づくにつれ、時の流れを敏感に感じ取りやすい時代だったのかもしれません。
1990年代後半
1995年秋にWindows 95が発売された影響からか、パソコンやインターネットに関する書籍が多く登場するようになりました。
2000年代
1999年10月の株式取引手数料の自由化や、インターネットの普及の影響か、株入門書が目立ちます。
また、長く続く就職氷河期の影響からか、「13歳のハローワーク」「どん底からの成功法則」「300万円時代を生き抜く経済学」といった時代を反映するような書籍がランクインしています。
2010年代
団塊の世代の一斉退職を迎え、定年退職後に役立つ書籍や健康に対するなどが台頭するようになりました。
このように書籍のベストセラーからは、その時代の背景や状況が見て取れ、単なるランキングの域を超えたデータとしての面白さを感じることができます。
とはいえ難しくとらえずに、昔のランキングを見て懐かしんだり、最新のランキングから興味のある本を探したりと、気軽に見て欲しいコンテンツです。